2).図書館コンピュータ化のメリット

統計・蔵書点検などの業務簡素化などコンピュータ本来のメリットに加えて図書館コンピュータ化は生徒の図書館への来館の契機です。
また図書館コンピュータの管理を図書委員会の活動に取込むなど再活性化とコンピュータ化の過程でボランティア活動の契機としたり図書廃棄・配置換えなどを通じて図書館環境整備のチャンスと考えます。 
  1. バーコードやバーコードリーダーといった、昨今の子供たちの得意な「機械」を使った貸出・返却システムは子供たちを自然に図書館に集めます。
  2. 貸出・返却にかかる時間は、従来のカードを使ったやり方の1/5程度に短縮されます。
  3. 既存の図書・新規に購入する図書ともに、蔵書登録の完了と同時に貸出・返却ができます。
  4. コンピュータからは図書館業務に役立つ数多くの「データ」を得ることができます。
    たとえば「分類別蔵書冊数一覧」は図書の購入方針の決定に大きく役立ちますし「財源別金額一覧」は、予算管理に利用できます。また未返却の図書を随時チェックすることができます。児童・生徒の表彰(学年別の貸出しベスト10など)の資料となるだけでなく、図書館新聞などの作成にも大きく役立ちます。
  5. 図書委員会に、コンピュータの管理の一部を任せることで、委員会活動の枠が広がり活発化します。
  6. 蔵書点検にかかる時間は大幅に短縮されます。蔵書数八千冊程度の平均的な学校図書館であればほぼ一日で完了します。
  7. コンピュータシステム導入により近隣の学校図書館や地域の公民館の図書館との連携がスムーズになり、蔵書の相互貸借が可能になります。現在、文部科学省はこの「図書資源共有化」を推進しています。

    ※ コンピュータシステムは大変便利な「道具」です。しかしコンピュータ導入により高まった読書意欲を継続させるのに、「良く読んだね」という先生方による‘言葉掛け以上のものはありません。
    また図書委員会の活動にさまざまなデータを利用し、上手に継続的に‘子ども達と一緒に‘コンピュータシステムを活用してくださる事を願っています。

システムの更新・バックアップのメンテナンスで学校の負担を軽減。

図書館システムは業務用のコンピュータであり図書データが紛失(ハードディスク破壊など)するとまた図書の登録が必要です。
またハード・ソフトの更新などである程度専門知識が必要となり学校・教師の負担となりますが書店が図書納入時にお手伝いできるシステムをめざしています。

図書予算の効率的運用

図書予算を総合学習のための図書を重点的に購入すると児童・生徒の読書のための図書が少なくなっているのが現状です。 
総合学習の図書に関して近隣の学校・公民館の集書との連携を取って図書予算を効率的に使用することが可能となります。
 
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